「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【『これが~ユージの歩く道!』考察】第二回「キャラクター設定① 主人公について」

主人公・前川祐二についてまとめただけで1700字を超えてしまいましたので、一旦区切ります。

出典:浜ちゃんさんの小説人物設定 | 初音ミクの発表会

キャラクター設定について

前川祐二

本作の主人公です。誕生日は3月4日。Syamuさんの誕生日と同じですね。ゾッ帝同様、主人公にはSyamuさんの自己投影がかなり入っているようです。

それゆえ、仕方ないことなのですが、前川祐二はゾッ帝のカイトと似ている点が多いです。例えば、容姿の欄に「少し長い後ろ髪を小さく結んでいる」とありますが、カイトも同じ髪型です。キャラの方向性も、前川祐二は熱血漢、カイトは正義感が強いとされており、かなり近いです。また、

前川祐二「なんとかなるさ……」(前出のキャラ設定)

カイト「なんとかしやがれ!」(ゾッ帝カイト編1章7話)

というセリフも似ています。

まあ、主人公が似てしまうのは(自己投影なので)仕方ないのかもしれませんが、主人公以外にも共通点がボロボロ出てくれば、ゾッ帝自体が『これが~ユージの歩く道!』の焼き直しである可能性も高くなっていきますね。

前川祐二に関する既存の説

まず、「人種の欄に白人と書いてあるのは白人と黒人しか知らないから」または「自分のことを白人だと思っている」といった説です。他のキャラの設定を読んでも「白人」以外の言葉は書かれていませんので、Syamuさんの脳内辞書に「黄色人種」や「モンゴロイド」といった言葉がないことは確かでしょう。そして前川祐二はイコールSyamuさんですから、Syamuさんが自分を白人だと思っている可能性は十分にあります。

次に「信仰する宗教の欄に浄土真宗と書かれているから浜崎家は浄土真宗である」または「Syamuさんは浄土真宗しか宗教を知らない」という説があります。まず、Syamuさんは他のキャラの設定で浄土真宗以外の宗教を書いています。沢木拓哉は仏教、篠崎エリナはキリスト教とあります。なので、後者の説は否定されます。まあ、浄土真宗も仏教ですけども……。

Syamuさんの自宅から約1.6km歩きますと「貝塚御坊・願泉寺」というお寺があります。16世紀後半には浄土真宗の本山が置かれたこともある由緒正しいお寺だそうですので(出典:願泉寺/貝塚市ホームページ)、浜崎家が浄土真宗でなくても、普段生活をしている中で、もしくは学校の社会科見学などで「浄土真宗」という言葉に出会っていてもおかしくはないです。あとは、本人に聞いてみないと分かりません。(ちなみに空海真言宗の開祖なので関係ないです。)

次に「海外留学している兄を嫌悪している、という設定は、Syamuさんが実家にいない妹を憎んでいることの表れである」という説です。該当項目の原文はこれ ↓ です。

兄弟姉妹:昔から一卵性双生児の兄に憧れるが、今は海外留学している兄を嫌悪している

確かに嫌悪する理由も明示されないし、プロットにも関係ない記述のなので不自然ではありますが、個人的には証拠不十分といった印象を受けます。というのも、ゾッ帝で重要人物として姉妹のキャラがかなり出てきたのに比べると、捻りすぎなような気がするんですよね……。

最後に、Youtube引退後、なろうでゾッ帝を投稿した際にSyamuさんは「浜川裕平(裕P)」を名乗りました。これは「浜崎順平」と「前川祐二」から2字ずつとったものではないかと考えられています。

理解しがたい設定

とても疑問なのが、

過去のトラウマ:母親の交通事故で、級友に陰口を叩かれ、友達も離れた

という項目です。その下には

恋人:母親の交通事故死が原因で自分は落ち込み、恋人相手せず破局

という記述もあります。母親が交通事故死した人に対して、いったいどんな陰口を叩くというのでしょうか……? 「恋人相手せず」という言葉をどのような意味でSyamuさんが使ったのかは分かりませんが、家族を亡くして悲しんでいる彼氏と別れる彼女もなんだかなぁ……という感じがします。

考えられるのは、母親が飲酒運転で事故を起こし人を轢いてしまい母親自身も死んでしまった、といったパターンです。これならば多少は陰口を叩かれるかもしれません。しかし、そうすると主題に関係ない部分の設定が重すぎて、かなり変ですよね。

ここの部分は本当に謎です。

次回は主人公以外のキャラをやります。