「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察51】ジン編 1章 5話「空間移動」

本日4個目の記事投下です。明日は休もうかな。

本編リンク:https://ncode.syosetu.com/n7406co/7/

拉致理由

「死ぬ前にお前たちを拉致した理由を教えてやる。兵器だよ、わかるか? 生体実験のためにお前たちを拉致した。生体兵器開発のために人間を攫い、極秘の研究施設で生体研究を行う。軍事兵器を創るのだ。フハハハハッ。ちょうどいい、完成したばかりの生体兵器シェリアの性能テストをしよう」

黒装束の集団にルビナ姫を渡すためじゃなかったのか~。じゃあルエラは禁断の森で何してたんや……。姉を探す以外で禁断の森に行く理由なにかあるかなぁ……。というか、姉が行方不明なのに妹を王城の外に出すなよ親衛隊。無能か。

あと、前述の台詞の次のシーンで、「生体兵器シェリア」はジョーに銃で殺されたみたいなんですが、性能テストと称して銃で殺す異常さを表現したかったんですかねぇ……。完成したばかりの兵器を即壊すって金の無駄のような気がしますが。

恋人なのか、母なのか

麻里亜はジンに好意を抱いていた、というのは分かるんですが、母になれたかと聞いたり、お付き合いしたかったと言ったり、なんだかよく分からないんですよね。

しかも登場からわずか5話で死亡。なんやこれは。

真面目に考察すると、本章における「麻里亜」はジャック・ラカンが言うところの「享楽」を与えてくれる存在なんじゃないですかね。(ラカンの理論を完全に理解しているわけではないので、間違っていたら指摘してほしいのですが。)

自分に全能感を与えてくれる、自分のために全てを犠牲にしてくれる他者。そういったものを求める姿勢が表れているのだとしたら、Syamuさんはラカンが言うところの「去勢と自己の確立」が不完全な状態で終わってしまった可能性があるんじゃないですかね。

これについてはまた別の記事でちゃんと書こうと思います。

生き延びるためのラカン (ちくま文庫)

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今回も内容薄~~~。