「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察39】カイト編 2章~5章 中間報告F「魔法について」

銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」の放送が始まりましたね。キャラデザが発表された時は、旧作ファンの一部から怒号が乱れ飛びました(かくいう私も失望した一人です)が、「むしろ今回の方が原作に忠実なキャラデザ」という意見を目にして落ち着きました。

私も原作を読んだんですけど、アニメ(旧作)から入ったので、キャラのイメージが固定化しちゃってたんですよね。きっと、1クール視聴すれば見慣れてきて、楽しめるようになると思うんで、切らずに見続けようと思います。

魔法について

ゾッ帝世界は超魔法文明

ゾッ帝世界には魔法が存在し、初等教育に組み込まれるほど体系化されています。つまり、「魔法科学」をベースとして構築された社会です。それゆえに、我々が生きている世界でいうところの「科学」は、全く発達していません。

例えば、テレポート魔法が存在するため、自動車や機関車が作られず、馬を移動手段として使用しています。その一方で、乗用の竜が存在するため、それを模してかホバーボードが開発されています。

「ホバーボード」や「パワーグローブ」といった単語を見ると、現代日本レベルの工業技術があるように感じてしまいますよね。しかし、ここは料理さえ魔法で作る世界なのです。物語中に出現する近代的(もしくは未来的)事物のほとんどが魔法によって作られている、動いている、と考えた方が無難です。

魔術(呪文)と魔力

魔法は魔術(呪文)と魔力に分けられます。魔術(呪文)は後天的なもの、魔力は先天的なものです。なので、魔力は使えるけども、魔術は使えない、ということがありえます。魔力を使うと、通常のパンチを強化できる、魔術を使うと、火の玉が出せる、みたいな感じです。

魔法の使用

魔法を使うには、教育だけでなく、ある程度、先天的な才覚を必要とします。しかし、人口のうち、かなりの割合の人がその素質を持っているため、魔法使い=特権階級というわけではありません。

魔法は非常に有用ですが、制限なく使えるわけではありません。魔力を消耗すると気絶し、使用者が気絶した時点で魔法の効力も消えてしまいます。

現在までに登場している主な魔法

名称不明(テレポート)

ミサが使用。この魔法で馬を禁断の森から帝国騎士団の馬小屋に返した。一度も行ってない場所には使えない。

ウォーターボール

ミサが使用。浮遊する大きなシャボン玉状のシールドで味方を包む。

名称不明(火の球)

ルエラ姫が使用。手から火の球を発射する。

シルバーレイン

ルエラ姫が使用。剣の雨を降らせる。

名称不明(魔道具を作る)

ディーネが使用。切り株ベットや木の枕、木のテーブルを魔法で作り、一瞬で消し(または素材に戻し)ている。なお、ディーネは料理も魔法で行った。

名称不明(人を操る魔法)

千春が使用。町のほとんどの人を操った。

法術

千春が使用できる。人体を治療できるらしい。

名称不明(呪い)

千春が茜にかけた魔術。かけられた側は「苦しそうに口から泡を吹き、悪魔のように白い眼を剥いている」という状態になるほど過酷なもの。かけた側もかなりの魔法力を消費する。茜を儀式の生贄にするための条件らしい。

なお、生贄を回避しても、早期に解呪しなければ「呪い」自体の効果で死んでしまう。さらに、式が複雑なため解呪は難しい模様。

呪いをかけられた人は、額にみみず腫れしたような呪の文字が浮かび上がる。茜ちゃんかわいそう……。

名称不明(重圧をかける)

千春が光秀にかけた魔術。かけられると、見えない重圧によって動けなくなる。

名称不明(転移魔法)

アリスやルエラが使用。アルガスタとユニフォンを行き来する。

一般人が魔法を使うには

中間報告Bでも書きましたが、神の力(=莫大な魔法エネルギー)が詰まったものが「オーヴ」です。光秀の勾玉や、千春の指輪、つまり「魔具」も「オーヴ」と同じものです。アルガスタでは「オーヴ」と呼んで、ユニフォンでは「魔具」と呼んでいる、的なことだと思います。

オーヴのように、魔法エネルギーを保有している物や、術式がかけられた物をしようすれば、魔法の才がない人でも魔法を使うことができます。

空想世界構築教典 増補改訂完全版

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要するに、「何でもあり」ということです。