「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察34】カイト編 2章~5章 中間報告B「宇宙史・紅月・神と呪殺」

Syamuさん、結局3月中には復活しなかったっすね。

まあ、第一回オフ会に遅刻する男ですから、復活宣言から1年くらい遅れてもしゃーないっすね。

とはいえ、新情報がないと暇ですね。最近は、無料配布されたニコニ広告チケットを新着のSyamu MAD動画に突っ込むくらいしか、楽しみがないです。

さて、今回は「世界観の根本部分」について、まとめていきたいと思います。

ゾッ帝世界の宇宙史

考察の根拠

アルガスタとユニフォンが元々一つの宇宙だった(今は2つに分裂)、現在でも転移魔法で2つの宇宙を行き来できる、ということは確定情報です。しかし、どうやって分裂したのか、2つの宇宙の関係はどうなっているのか、といったことは想像に頼るしかありません。

私が注目したのは「紅月」です。カイト編2章2話で、葛城は以下のように発言しています。

恐らく、魔王の目的はこっちの世界で紅月を作ること。そして、紅月の力でアルガスタへのゲートを完成させ、アルガスタとユニフォンを一つの世界にして、世界を支配すること。

「一つの世界」と聞くと、アルガスタとユニフォンが完全に統合されるのかな、と思ってしまうのですが、実際に行われるのは2つの宇宙をつなぐゲートが作られるだけです。たぶん、syamuさん的には、2つの宇宙を行き来するゲートがあれば、1つの宇宙だ、ということなのだろうと思います。道がつながってりゃ同じ国、つながってないから別の国みたいな感じでしょうか。

よって、アルガスタとユニフォンという区分は呪師の時代以前からあり、呪師の紅月が終わる以前は2つの世界を人々が行きかっていた、以後は行き来がない、というふうに考えます。

次に、そもそもゲートってなんなの?という点ですが、現在でも転移魔法を使えば個人レベルの移動が可能なわけです。ゲートが有用性を持つためには、集団が自由に行き来できる必要があります。そろそろまとめます。

宇宙史と紅月のまとめ

① 呪師以前の時代、鏡面世界のように一対の宇宙であったアルガスタとユニフォンには、交流があったが、少数かつ不自由なものだった。(数年に一度、特定の場所に短時間ゲートが現れる、といった自然現象による交流をイメージ)。

② 呪師がアルガスタにある天体としての月に対して術式をかけ、紅月にする。紅月の効果により、アルガスタ内の魔族は不死化、アルガスタとユニフォンを集団で自由に移動できるゲートが開通する。紅月状態を維持するためには神と死神の力による魔力供給が必要。

③ 神と死神の力が暴走し、宇宙規模の魔法災害が発生。アルガスタとユニフォンの時間に100年近いズレが生じてしまい、2つの宇宙が容易につながることはなくなった(=分裂)。また、紅月が維持できなくなり、100年に1度しか術式が発動しなくなる。

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ちなみに

Syamuさんが「紅月」という単語を初めて書いたのは、投稿日から察するにカイト編2章1話の2015年4月26日です。2015年4月4日には皆既月食があり、赤銅色の月を日本全国で観測することができました。これが元ネタだとすると、実際に経験してから3週間ほどで小説に反映された、ということになります。

なお、syamuさんがバリバリ活動していた2014年6月13日にはハニームーン(ハネムーンの由来)が観測され、100年に1度と報道されました。カイトの心理描写はこちらが発想の元になっていると思われます。(出典:皆既月食 2015年4月4日 | 国立天文台(NAOJ) 、約100年に1度見られる「ハニームーン」がとっても綺麗な件 - NAVER まとめ

神と呪殺

ゾッ帝世界の「神」

「神」と言われると、一神教的な創造神をイメージしていますが、ゾッ帝世界の「神」は使役される霊、いわば式神のような存在です。神は以下のようにして作ることができます。

① まず、攫うか何かして、素材となる人間を調達する。

② その人間の身体に呪いを彫り、殺す。同時に転生の儀式を行う。

③ 殺された人は神に転生し、神の力を使えるようになる。

④ 神を従え、その力を借りることで、自分も神の力を使うことができるようになる。

本ブログでは、この神を作る一連の動作を「呪殺」と呼称することにします。(「呪殺」の本来の意味である「相手に呪いをかけ、その効果によって殺す」とは違う用法ですので、ご注意ください)。

カイト編では呪師と勘兵衛が子どもを殺して神を創っています。呪師も勘兵衛も、子どもを呪殺していますが、本来は人間なら誰でもいいと思います。まあ、子どもの方が従えやすいということなのでしょう。

神の力とその加工

「神の力」というのは、結局のところ「莫大な魔法エネルギーによる現実への干渉」です。実体は魔法エネルギーですから、「神の力」を物に封印したり、さらに物から物へ移すこともできます。神の力が詰まったものが「オーヴ」です。

王族の血の奉納

カイト編2章1話でジェイは

姫様は、民衆の前で晒し首にされるのさ。その血は、魔王復活に捧げるってなもんよ。今宵、アルガスタの王族は攫われ、一週間後にアルガスタの王族は民衆の前で晒し首だ。

と発言しています。魔王復活の具体的な内容については次回以降の記事に譲るとして、今回は「王族の血」に注目します。

カイト編4章2話ではニコルが

俺の目的は、十三人の姫君の生き血を飲んで、王になることだ。この女で十三人目なんだ。若い娘の血じゃないとダメでな、儀式に失敗したりで大変だったぜ。

と発言しており、ここでも「姫君の血」が重要になっています。どんな人間の血でもいいなら、わざわざ王族や姫君を攫う必要はないわけです。ということは、強力な魔術を発動させるためには「特別な家系の血」を捧げる必要がある、ということになります。

カイト編1章で、ルビナ姫が行方不明になっており、黒装束の集団がウィリアム王の復活を画策していますが、おそらくルビナ姫はウィリアム復活の儀式で血を捧げるために攫われたものだと考えられます。

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今回の中間報告は時間をかけて書いていきたいと思います。

数日中には次の中間報告を投稿したいのですが、その前に、Syamuさんのスピリチュアル的世界観に対する私見といいますか、雑談の記事を書きたいと思います。