「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察22】カイト編 2章 3話「少女との出会い」

「知らない男に抱かれるより、好きな男に抱かれるほうが、よっぽどマシよ!」

↑当たり前だろ

本編リンク:ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い~ - 少女との出会い

カイトと葛城の関係

冒頭で、カイトと栞は「母の祖母が営んでいる甘味処」でおやつを食っています。

母の祖母。つまり、曾祖母ですね。

10歳の栞が曾祖母に会えるほど、平均寿命の高い世界なんすね~。

ん?

前回の記事で、葛城はカイトのひ孫、もしくは玄孫だと予想しました。もし、葛城がカイトのひ孫だとすると、2人の生存期間が被っている可能性が高くなってしまうかも……。もちろん、高祖父が長生きする可能性だってあるので、確定ではありませんが……。葛城はカイト転生前にカイトに会っているような素振りはありませんでしたので、「葛城はカイトの玄孫説」の方が幾分か優位と言えるかもしれません。

ゾッ帝世界は超魔法文明(科学はカス)

ゾッ帝世界では、高性能な銃があるにもかかわらず、剣や刀が騎士団や親衛隊の装備として採用されています。ずっと、これが謎でした。銃剣やサバイバルナイフなら現代でも使っているので理解できます。しかし、ジンがカイトの剣の腕を褒めたり、葛城が刀鍛冶をやっていたり、今回の話でも町のならず者が刀を腰に下げていたり……。これらは明らかに長剣を想定した描写です。アルガスタにしろユニフォンにしろ、剣や刀がバリバリ現役なのです。この状況を、私はずっと理解できずにいました。

私は以前、アルガスタの技術レベルは現代日本より上である(例:ネロのクソ高性能腕時計)、という考察をしましたね。しかし一方で、魔法がある分、極度に未発達な技術分野がある(例:ワープ魔法があるので車が作られず馬を使っている)、という考察もしました。それに基づいて、私はこう考えたんです。高性能な武器をつくれるから、武器の技術は十分に発達している。だから剣や刀の実用性があるとは思えない、と。これは一見正しいように聞こえますが、大いなる過ちでした。私はある事実を見落としていました。

 

魔法は、万能なのです。

 

銃や剣という文字を眼にすると、つい現実の銃や剣を想像してしまいます。しかし、ゾッ帝世界では魔法が発達していますから、銃や剣も、魔法によって作られたり、動いたり、強化されたりしている可能性があるわけです。それどころか、1章9話冒頭でカイトがディー作った料理に対して「どうせ魔法で料理したんだろうけど。」と言っていることから、料理のような家事さえも魔法で行っている可能性があるのです。

常識的に考えれば、現代的な銃VS中世的な刀剣では前者が圧倒的に有利です。しかし、その実態が、遠距離魔法VS近接魔法であればどうでしょう。どちらが有利とは言いづらいですよね。

 

要するに、「魔法」と言う万能の理由づけがあるので、どんなに支離滅裂な世界観を描いても、syamuさんの中では矛盾しないのです。

なぜこんな簡単なことに気がつかなかったんだ……!!!

syamuさんが時代背景とか整合性のある世界観とか、そういうのに気を払う人なんかじゃないって、分かってたはずなのに……

 

結論として、ゾッ帝世界は、科学が全く発達しておらず、あらゆるものが魔法によって成り立っている、超魔法文明と解釈すべきなのです。あらゆる技術的な矛盾は「魔法で作られた」「魔法で動いている」「魔法で強化された」と説明すればいい、ということになります。

終わり!閉廷!

憲兵団について

ユニフォンの葛城達がいる国の警察と思われる。一番隊隊長は伊藤。非殺傷型の銃(撃たれると「青白い電気が走り、痺れながら崩れ」る)を採用しているようです。

宗次郎と茜

新キャラですね。前半でカイトが助けた少女が茜。彼女は宗次郎の従兄弟。

宗次郎って……誰なんだ……。

ユニフォンの地理と料理

今回は、みたらし団子、蓬饅頭、おはぎ、カステラ(卵、小麦粉、砂糖)、紅茶が登場しました。カステラに関しては光秀と栞の母が「うちの常連のシーボルトさんが異国のお土産に持って来てくれたのよ。」と発言しています。

「異国」が存在するということは、ユニフォンには複数の国家が存在するということが分かります。

ちなみに、

日本に初めてカステラを持ち込んだのはシーボルトではありません。

※『耶蘇天誅記』に、1557年、ポルトガル船で来港のバテレンが「かすていらなど」人々に与えたとある。1719年、『長崎夜話草(やわそう)』には「長崎土産」とっして「カステラボウル」が挙げられている。この頃からお菓子の製法書が相次いで出版され、カステラの作り方も多く出ている(=国内製造が可能)。シーボルトの初来日は1823年。(出典:カステラとはなんだろう?|福砂屋オフィシャルサイト

また、「シーボルト カステラ」と検索しても、逸話らしきものは出てきません。

では、syamuさんは、なぜシーボルトなどという人物を登場させたのか?

本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんが、暇つぶしに、それっぽい仮説を立ててみました。

長崎心泉堂「幸せのいちごカステラ」の宣伝文をパクった説

こちらのWebサイト(幸せのいちごカステラ0.6号 T603|カステラ専門店【長崎心泉堂】)の「いちご伝来の地 長崎」という項目をご覧ください。シーボルトの妻おたきは苺が好きだった、という史実から想像を膨らませて、シーボルトと妻おたきは仲良く苺を食べたのではないか、ということが書いてありますね。その後、いちごカステラの宣伝へとつながっていきます。

もしかすると、Syamuさんはこの商品を食べた際に商品説明を読んで、もしくは、このwebサイトを見て、カイトと栞がカステラを食べているシーンを発案した(パクった)のではないか……。その際に、和風ファンタジーの世界へカステラを持ち込む必要に迫られ、シーボルトという(名前だけの一発屋な)人物を登場させたのではないか……。

 (根拠は)ないです。

今は車持ってないんですが、仕事の関係で必要になりそうです……。

中古のRAV4買おうかな……。