「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察19】カイト編 2章 1話「攫われた王女ルエラ姫」

今回からカイト編 第2章「異世界アルガスタ~異世界ユニフォンへ」の分析に入っていきます。

本編リンク:ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い~ - 第一話:攫われた王女ルエラ姫

1章と2章の関係

一般的に、2章以降は没ネタの寄せ集めと解釈されています。完成しているのは1章のみで、2章以降は第8回ファンタジー小説大賞に応募するための文字数を稼ぎとして掲載されているのだ、というわけですね。

普通、未完成原稿を掲載するということはありえないので、確かにその通りなのですが、一方で、1章と2章がちゃんとつながる予定であった、という証拠もあります。

2016年1月3日にSyamuさんと会った俺オナ民、いわゆる遭遇兄貴の報告に「ゾッ帝はもう書かないのでしょうか?→今後の展開をどうすればいいか聞かれただで なんか2つの世界を往復云々言ってた」(出典 )とあります。

2章はタイトルからも分かる通り、主人公カイトがアルガスタという世界からユニフォンという世界へ転生する話です。よって、2章は未完成原稿ではあるものの、1章の続編であることは間違いありません。

1章と2章の矛盾への対処

2章を読み始めるとすぐに、主人公カイトの一人称がオラに、また、語尾が広島弁らしきものになっていることに気付きます。早速、1章との矛盾がありますね……。このような矛盾は今後もかなり出てくることでしょう。

おそらく、1章が完成したら、2章を改稿してつなげる予定だったのでしょうから、設定がどうしようもなく矛盾した場合は、1章の方に優位性があるものとします。

カイトの地位と時系列

1章では11歳で総合学校に通う生徒だったカイトが、2章ではアルガスタ親衛隊に属し、ルエラ姫のボディーガードになっています。出世したものですね。

中世の騎士は17歳~20歳で騎士叙任を受けるらしい(出典:中世ヨーロッパの風景 「騎士について」)ので、2章は1章から6年後と考えられます。

なお、カイトは剣はジンが認めるほど上手いが、銃はあまり得意ではないようです。

アルガスタ親衛隊について

親衛隊の隊長はジンとされています。おそらく、ジン編の主人公ジンと同一人物でしょう。例によって、ゾット帝国にアルガスタ王国が属している説を適用し、ゾット帝国親衛隊の1部隊としてアルガスタ(王国)親衛隊がある、と考えれば、何も問題ありません。

1章でカイトの父はアルガスタ(王国)騎士団の隊長だとされていましたが、この話ではアルガスタ親衛隊に所属し、ジンと仲が良いという設定が披露されています。ここは明らかな矛盾ですね。とりあえず、1章の設定を優先させます。

アルガスタ親衛隊の服装は、軍服、帽子、マント、防弾チョッキ、革手袋、革靴、肩掛けの鞘、腰にホルスター。特別な任務に就く者は、王家の紋章が記された腕章をつける。武装は剣とオートマチック銃。……のようです。給料も高いらしい。

カイトとルエラ姫の出会い

あららまた矛盾が入ってますね~。1章では禁断の森で出会ったことになっていますが、今回の話では城下町で出会ったことになっています。これも1章のストーリーを優先させるべきでしょう。

アルガスタの治安

城下町で盗賊に襲われるって、意外と治安悪いですね……。とはいえ、カイトがアルガスタは平和と発言しているので、戦争などはないようです。

カイトとルエラ姫の関係

今回の話で告白も成功しているので、恋仲と考えていいんじゃないでしょうか。1章の時点ではミサもヒロイン(予定)だったのですが、2章では影も形もないので、ネロあたりとくっついたんでしょうか……?

ともかく、メインヒロインはルエラ姫のようです。

魔王教団の人々

設定集で紹介されて以来ですね。アスカは強い、ジェイは喋ってるだけです。

アスカ

右目に眼帯をしたツインテールボクっ娘。カイトを銃で撃ち、ルエラ姫を攫う。

相手を動けなくするほどの強い殺気を放つことができる。

防弾チョッキを貫通する威力の銃を使用。変身し、他人になりすますことができる。

ジェイ

人語を喋るオスの大鷲。二丁の自動小銃武装。アスカの相棒。

カイトとルエラを冷やかし、ルエラ姫を攫う理由を全部解説する。鰯が好物。

魔王教団の目的

魔王教団の目的は、百年前に討伐隊によって封印された魔王を復活させること、のようです。百年に一度の紅月の夜(0時~日の出?)は魔物たちが不死身になるので、その機を狙い、城を急襲。アルガスタの王族を攫い、一週間後に民衆の前で晒し首にし、その血を魔王復活に捧げる予定のようです。

天生牙について

カイトがルエラ姫のボディーガードになった際に、ルエラ姫から下賜された剣、のようです。元ネタは多分『犬夜叉』です。

カイトの涙が伝ったら回復するとか、紅月の間にも関わらず、天生牙で切った魔物は光の球となって消し飛ぶとか、魔物を倒すたびに回復するとか……1章のオーヴのようなチートアイテムですね、これは。

そんな剣を貰っておいて、お返しが黒いリボンカチューシャって、しょぼいような気もしますが、まあ、財力の差でしょうか。

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 カイト、弱いっすね……。