「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察4】カイト編 1章 3話「ミサ登場」

今日も頑張ってゾッ帝を読んでいきたいと思いまスゥゥゥゥ……

本編リンク:ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い~ - ミサ登場

乗馬について

「禁断の森の途中まで馬で来て、すぐ帰るつもりだったんだよな。」という文から、カイトとネロは乗馬ができる、ということが分かります。はえ~すっごい。

魔法について

3話では2つの魔法が登場しています。まず、ミサがカイトとネロを助けるために使った「ウォーターボール」という魔法。浮遊する大きなシャボン玉状のシールドで味方を包む魔法のようですね。キャノン砲等の攻撃を吸収しているらしいので、凄まじい強度です。

「馬はミサの魔法でゾット帝国騎士団の馬小屋に返したのはいいけどよ。」という文からは、この世界に「物をワープさせる魔法」があることがうかがえます。「高い技術力を持つ世界なのに、何で馬に乗ってるんだろう……?」と思ったのですが、11歳で物をワープさせることができるんですから、列車や自動車といった交通手段は発達していないのかもしれません。

「じゃあ尚更、馬なんて使わずにミサの魔法で禁断の森まで来ればよかったんじゃないか」とも考えたのですが、物をワープさせる魔法は一度も行ってない場所には使えない、と考えるのが自然ですね。馬を返したのも、帰りはミサの魔法で帰るつもりだったのでしょう(多分)。

カイトの祖父について

カイトの祖父は冒険家だったようですね。彼はラウル古代遺跡でクリスタルの首飾りを採取し、孫にあげたとのこと。貴重な遺物をあげちゃっていいんですかねぇ……考古学者に怒られそう。

物語が始まった原因について

「爺ちゃんの最期の冒険、ラウル古代遺跡を確かめるため、ここまで来た。」「爺ちゃん。オレはこれから、世界を見ていく。」といった文から想像するに、

① カイトの祖父が「世界を見にいけ」的な遺言とともに、クリスタルの首飾りをカイトに贈与し、死亡。

② カイトが祖父の冒険書(日記?)を発見し、祖父がクリスタルの首飾りをラウル古代遺跡で採取したことを知る。

③ 祖父の足跡を訪ねたくなったカイトが、ネロとミサを誘う。

④ 3人が帝国騎士団の馬屋から馬を奪う。

⑤ 禁断の森の途中まで馬で行き、ミサの魔法で馬を返す。

⑥ 遺跡を調査。終わったらすぐ帰るつもりだったが、魔物に襲われる。

⑦ 1話冒頭。

という流れなのかもしれません。著者による説明が少ないので、かなりの部分を想像に頼るしかありませんが。

帝国騎士団の馬屋と禁断の森の距離

馬が何日もなくなったら盗んだことがバレますし、ミサは総合学校に通っているので何日も旅に出ることはできないと思われます。また、3人は盗まないと馬を利用できない身分なので、早馬のように駅逓で馬を乗り換えるということもできないでしょう。

と、考えれば、3人は日が昇らぬうちに馬を盗み、陽が沈まぬうちに禁断の森についた、ということになります。半日以上走ったとは考えにくいですね。

エンデュランスという馬術競技の国際大会では、24時間以内に160kmを走るんだそうです。調べたところ、人馬ともに限界に挑む、完走するのも大変な競技のようです。下のリンク先の説明を読みますと、「区間ごと(大体40kmごと)と最終区間終了30分以内に、獣医による厳しい馬体検査が課せられている」とあります。

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馬と人が安全に移動できるのは40km、プロでも24時間で160km、と考えますと、帝国騎士団の馬屋と禁断の森の距離は40km程度、最大でも80kmと言えるのではないでしょうか。

11歳が馬で40km走破する体力あるわけないだろ!という感想を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、それを言ってしまうと……。

 次は4話ですね。頑張ります。