「ゾット帝国」を徹底解明

syamu game(裕P)さんが執筆した小説「ゾット帝国」を考察しています。

【ゾッ帝考察1】カイト編 設定集

先ほどの記事で「カイト編1話から」と言いましたが、設定集がありましたね汗

では、カイト編設定集から見ていきましょう。

本編リンク:ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い~ - 主な登場人物

世界観について

この時点で「アルガスタ」と「ユニフォン」の2つの世界が存在する、ということが示されています。「魔王教団」の人物紹介は独立した章として書かれているので、2つの世界のどちらにも属さない、ということでしょう(多分)。

カイトの地位について

カイト、ネロ、ミサの3人は幼馴染で、3人とも11歳。物語のタイトルは「ゾット帝国騎士団カイト」となっているので、僕は最初「ゾット帝国の騎士のカイトが主人公なのか」と思っていました。が、カイトの説明に「武器:剣(騎士団からくすねた)オートマチック銃(騎士団からくすねた)」とあります。騎士団に属している人間が、騎士団から武器をくすねるのは……不自然ですよね。

ミサの説明に「ゾット帝国総合学校の魔法科で魔法を習い」とあるので、カイトやネロも「ゾット帝国総合学校」の生徒だ、と考えるのが自然ですが……明記はされていません。

歴史上の中世ヨーロッパの騎士は、10歳~12歳で「騎士見習い」になるそうです(出典:中世ヨーロッパの風景 「騎士について」)ので、カイトは騎士見習いだ、という考え方もできます。

今のところは、生徒か、見習い騎士か、どっちかです……(いやどっちもかもしれへんわ、言及すんの止めとくわ)。

ゾット帝国とアルガスタの関係

ルエラ姫は「アルガスタ王女」なのだそうです。僕は「あれ? じゃあ『ゾット帝国』とは別に『アルガスタ王国』という国があるのか……?」と考えたのですが、今のところ「アルガスタ王国」という言葉は出ていません。しかし、人物紹介の「異世界アルガスタ」の項に、カイトとルエラが書かれているので、アルガスタ(世界)に「ゾット帝国」と「アルガスタ王女」が同時に存在しているのは間違いないですね。

ということは、「ゾット帝国とは別にアルガスタ王の治める国が存在する」か、「ゾット帝国をアルガスタ王が治めている」か、のどちらかでしょうけども、現段階では情報が少なすぎるため判断しかねます。

アルガスタの技術レベル

設定集には「オートマチック銃」という単語が散見されます。世界初の実用自動拳銃ボーチャードピストル1893年に開発されたそうです。ということは、最低でも、現実の歴史における1893年よりも高い技術力を有した世界と考えられます。とはいえ、登場人物たちが軒並み現代的な服装をしているので、技術レベルはもっと上かもしれません。

ユニフォンの技術レベル

未来のアルガスタの住人「葛城」は刀鍛冶の技術を売るため、ユニフォンに移住したのだそうです。「既に自動小銃が実用化されているのに、刀……?」という気がしないでもありませんが、刀工は現代でも存在する(芸術家に近いですが)ので、未来のアルガスタに刀工がいても、おかしくないのかもしれません。

ここで重要なのは、「技術を売る」という点です。ユニフォンにとって、刀鍛冶は有用な技術なのです。未来のアルガスタからすると、ユニフォンは非常に後進的な地域ということになりますね。

 次こそはカイト編1話をやります。